
台湾の南部に位置する高雄、その高雄が近年どんどん注目されるホットスポットを増やしてきているらしい。という噂を小耳に挟みました。
高雄って台北に比べるとまだまだ観光に行く人少ないですよね。
でも実は、素敵スポット続々と急上昇中なんですよ。
新幹線で台北から2時間ちょっとでいけちゃいます。
本日は、私が先日出張で高雄へ行った際、ものすごく胸キュンな萌えスポットを
発見したので詳しく紹介したいと思います!
どうやら、バーと言いつつお昼は1、2階部分がカフェレストランとして営業、
夜になると3階部分がバーになるお店だったようで二日に分けて
両方お邪魔してきました!
住宅街の脇道を進むと〔萬。吧 / ONE BAR〕

まずは台北から新幹線で高雄に向かいましょう!
台北から高雄まで高鐵(新幹線)で行くと約2時間。
「左營駅」で下車して、そこから高雄MRTに乗り換えて「中央公園駅」で下車!
そこから歩くこと約10分、商店や住宅の並ぶローカルなエリアに突如として現れるおしゃれゲート。
これが入り口の目印となります。
台湾のお店はほとんどと言っていいほど中国語名と英語名の2つがあります。
音を似せて英語にもじったものもあれば、意味そのものを英訳したものも。
今回紹介する〔萬。吧〕は発音を英訳した名前で、
中国語で「萬」は「万」のことなのに、英語だと「ONE」になるあたりが
面白いなーなんて思いました。
ちなみにバーのことは「吧」、バーカウンターも「吧台」と言います。
でもバーテンダーはなぜか「調酒師」ですね。
この門、閉じている状態でも可愛らしいんですが、
しまっているときは朱色が現れてもっと可愛いんですよ。
中へ進んでいくと、そのレトロさはどんどん増していきます!!
なんというのか、この喫茶店にあるイス感がたまりません!
出ました!
これ、この台湾の古き良きレトロスタイル、私すごくいいと思うんです。
古い建物をリノベーションしたカフェやショップを見かけますが
あえてこのレトロさを残している所に台湾人のセンスがキラリと光っております。

それでは、早速1階のカフェの方へ入店します!
1、2階:カフェレストラン〔萬。吧〕

レトロな制服を着たお姉さんに迎えられて入店すると
室内は本当に昭和感漂う素敵空間!高まるー!
こちらはドリンクとお食事メニュー。
最低一人200元を注文してくださいとのこと。
お食事時間は90分と書かれていますが、お客さんそんなにいなければ
多分ずっといられる雰囲気でした。
このような感じでお食事メニューも豊富です。
私が言った時には、冬季メニューで体温まる「薑母雞」という
鶏肉と生姜の台湾伝統料理もあるよと言われました!
季節限定のメニュー、次はぜひ試してみたいものです!
カフェでもアルコールの提供があります!
エールやクラフトビール、シードル等々。
お酒とお食事を頼むと割引もあるようですよー!
私はお昼食べ過ぎていたので、ドリンクとデザートを注文してみました!
バナナオートミールシェイク
タロイモケーキ
こんな可愛い感じで出てきます!
スプーンとさくらんぼの昭和感。
これ、わかる人きっと私だけじゃないですよね。
平成生まれのくせに昭和感わかるのもおかしな話ですが。ふふ
タロイモケーキもバナナシェークもナチュラルな味付けで
甘過ぎず、濃厚ですごく私好みのフレーバーでした。
台湾人は甘党なので甘すぎるのが多い印象ですが
オシャンなカフェではナチュラル派がほとんどなのかもしれません。
テーブルに置かれていたお花のランプもレトロで
雰囲気がすごく良くて楽しいアフタヌーンティーを過ごしました!

ちなみにBGMはずっと小林慎太郎さんのメローな昭和ソングでした!この雰囲気にマッチし過ぎて危うく踊り出す所だった…ふぅ
昭和時代にタイムスリップしたかのような店内を探検

一部屋一部屋、個性的。店員のお姉さんにみて回って構わないですよというお言葉をいただき探検してきました!
1階部分はステンドグラスの個性が光る空間
波のデザイン?ですかね。ずっと眺めて入られそうです。
外から見るともう一つの方はこんな感じでまた味のあるデザイン。
2階、3階の喫茶店椅子のレトロさに萌え狂い
純喫茶でよくみられるようなレトロな一人がけソファが至る所に!
日本から持ってきたのか、それとも台湾でも昭和っぽい時代があったのか…
とにかくこの椅子たちが昭和感を助長してるのは事実です。
可愛いなぁ、部屋に欲しくなりますこんなレトロな家具。
隣の部屋はベルベッドの赤い椅子。
壁の模様も哀愁が漂う感じがします。
昔の給水機?ですかね、
使用されてはいないですがインテリアとして置かれていました!
2階と3階の階段の横のスペースにも個室があって
そこだけ異空間感が半端なかったです。
なんというか、そこだけ昭和レトロプラス、SF感とでもいうのか。
ところどころにある注意書きの文字のフォントやカラースタイルが
入り口の門の物と統一されていて、世界観がちゃんと守られていますね!

レトロな中にも、モダンな雰囲気をプラスして、ただただ昭和を再現しているというよりも、新たなネオレトロを再現しているような、そんな感じですね。
併設されたアンティークショップも要チェック!

どうやらオーナー自らコレクションした今では珍しいデットストックのアイテムが販売されているようです!
アンティークが好きな方なら胸が踊るようなアイテムがずらりですね!
今ではもうなかなかお目にかからなくなってしまった昭和のアイテムばかり!
こちらは水筒なんだとか!
こんなころんとしたフォルムにおしゃれな模様、たまらんです。
今でも実際に水を入れて使えるんだろうか?
1480元(5300円)とプレミア価格です。
コレクターの方にしてみれば妥当な値段だとは思いますが、
私はギリギリのところで購入を踏みとどまりました!
こちらは、セルロイド製のペンケースですね!
これ、私大好きなんですよね(泣)
このお店にあったものは珍しい柄ばかりです!欲しかったな…
こちらも先ほどの水筒と同じ価格です。
どの柄にしようかという議題を一旦持ち帰って検討したいと思います!笑
そのほかには、レトロなトイカメラ、ランプ?
昔ながらの置き時計なんかも。
この花火みたいなやつがすごく昭和っぽい。
サングラスも沢山!
台湾のアーティストがデザインしたレトロなカレンダーなんかもありました!

日本でもなかなか見ることのない懐かしのアイテムがこんなに台湾で見られるとは驚きでした!
夜はレトロな3階のバーへ移動

お店にたどり着くまでがまた一味違って面白いんです…
そうなんです!
この螺旋階段をくるくる登ると3階のバーにたどり着くという…
酔っ払った後にくるくる降りてくると余計酔いが回りそうですけど
なんか秘密基地感が出て少しトキメキませんか?
バーの方も、インテリアが統一されていてすごく萌える空間です。
レトロなセピア色の壁紙、真紅の貝殻モチーフの椅子、紺色のビロード絨毯、
どれを取っても昭和を彷彿とさせるものばかりです。
ちなみにバーのBGMは演歌でしたよ。うん、渋い!
カクテルメニューはありません、
特にお気に入りのカクテルがない場合は、甘めとか酸味強めとか
ベースはどんなお酒が好きとか伝えると物腰のやわらかーい
バーテンダーさんが丁寧に作ってくれるので安心です。
彼からマイルドな空気が出てるからでしょうか?
本当に驚くべき居心地の良さ。
サービスでいっぱいくれたり、お菓子なんかもいただきました!
お料理の方もInstagramを見る限り美味しそうです!
今回は私はカクテルだけだったので次回は是非お料理も試してみたいです。

カウンター席から見えるカクテルのイラストが可愛くて聞いたら
台湾人のアーティスト「照霖」という方のものだとか。
それをInstagramに載せたら、わざわざお店で帰るよとコメントを
いただいたので、1枚400元でお買い上げ!
今、部屋のベッドルームに飾ってあります!
いいお土産になるので気になった方は店員さんに声をかけてみてください。

限定100枚で刷ったハンドメイドもののようですよ!味わい深い!
\mameiの一言/

いかがでしたか?高雄、まだまだ開拓のしがいがありそうです!
一緒に高雄、いや、台湾全土開拓してくれる旅仲間随時募集中です!
台湾在住の方、旅行に来られる方、共に台湾を開拓してフロンティアを
拡大していきましょう!

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