金門島は台湾の大陸よりも中国の廈門という場所に近く、フェリーで30分ほどで中国大陸に行けてしまうほどです。
そのため、食文化は台湾本土とはまた一味違ったグルメを楽しむことができます。旅の醍醐味はやはりその地でしか味わうことの出来ないご当地グルメを堪能することですよね。ということで今回は、そんな美食島金門島で是非トライしてもらいたいと思った金門の有名絶品グルメを紹介します!
金門島絶品グルメ①牡蠣入り麵線
金門島はこの小ぶりな〔牡蠣〕が有名です。サイズはとても小さいミニサイズですが、身がプリッとしていて食感が良いです。牡蠣の出汁がたっぷり滲み出たスープにそうめんを絡めていただきます。
こちらは山后エリアにある〔金門民俗文化村〕の〔王阿婆小吃店〕というお店の牡蠣麵線です。胡椒がピリッと効いていて美味でした。
金門島では、何店舗ものお店がこの料理を出していますが人気店というものがあるのでせっかくなので名店でぜひトライして欲しいです。
ちなみに描きオムレツも台北のものとは少し違って美味しかったですよ!地域ごとに異なる味付けというのも面白いですね。
📍金道地小吃店:金門縣金城鎮前水頭15號│082-327969
📍金水食堂:金門縣金城鎮前水頭48號│0919-180-140
📍王阿婆小吃店:金門縣金沙鎮山后民俗文化村64號│082-352388
📍巧味香小吃:金門縣金城鎮莒光路一段39號│082-327652
📍標記小吃店:金門縣金城鎮民族路93巷5弄1號│082-325118
金門島絶品グルメ②高粱酒シリーズ
金門島といえばこちらの〔高粱酒〕が有名ですね。ラベルに58と書かれていることからもわかりますがかなり度数の高いワイルドなお酒です。金門島では古くから高粱酒の生産で栄えてきたので料理にも高粱酒入りのものが多く存在しています。高粱酒入りの料理やドリンクは珍しいので忘れずに食べて帰ってくださいね。
高粱酒入りミルクティ〔毛澤東奶茶〕
インパクトのある毛沢東のイラストでお馴染みのこちらでは高粱酒入り、しかも度数の一番高い58度のものをブレンドしたオリジナルのミルクティを楽しむことができる唯一のお店です。因みに、アルコールがダメな方には石花凍(寒天)入りのミルクティもあるそうですよ。こちらはワンサイズ、一杯80元です。
独立した店舗ではなく、Googleマップで検索すると、〔風獅爺文物坊(Wu Zhou Pottery Art Fang)〕という民芸品を販売するお店が表示されます。そのお店の入り口にあるカウンターで購入可能です。
高粱酒入り手工蛋捲
〔金城老街〕の入り口すぐのところにある〔模範街淳新蛋捲〕では焼きたての高粱蛋捲が食べられます。高粱酒の風味豊かなアイスクリーム入りのものもあるのでお酒のフレーバーが好きな方はそちらも是非チャレンジを。アイスクリームなしのものは1本で25元です。
こちらのお店では、このお菓子以外にも高粱酒入りの乾麺やジャーキーなども豊富に取り扱いがあるのでお土産を選ぶにもぴったりな場所ですよ。
高粱酒入り香腸(台湾ソーセージ)
台湾のソーセージは好きですか?日本のものとは違って甘みが強いので好き嫌いが分かれますが、私はこの甘くてジューシーな香腸が大好物です。生のニンニクと一緒に食べるとまた格別です。金門島では、高粱酒入りのソーセージがありほのかなお酒の香りが病みつきになる美味しさですよ。
今回は、〔金門民俗文化村〕の中にある小さな屋台で売られていたものを食べましたが、高粱酒香腸は島中にあるので見つけたら忘れずにゲットしてくださいね!
葉氏酒釀蛋
台湾では味付け煮卵はかなりポピュラーな食べ物の一つで、コンビニではお茶で煮詰めた〔茶葉蛋〕や〔 荷包蛋〕などが手軽に買えます。金門では、高粱酒を作るときに出る酒粕で煮詰めた〔酒釀蛋〕というものが名物です。
こちらの〔葉氏酒釀蛋〕は〔酒釀蛋〕の創始者である葉さん一族が経営しているお店。愛想のいいお母さんがお出迎えしてくれます。
中はとろっとしていて酒粕の効果で自然な甘みが増した濃厚な味わいです。美味しすぎて一人二つづつ購入しました。これはハマっちゃう甘辛なお味。
ただ、アクセスが悪い中心地から離れたところにあるので途中の道はなかなかワイルドでした。散歩がてら歩いて金門島の景色を楽しみつつ向かいましょう。
隣の敷地には高粱酒の資料館があるので寄ってみるのもいいでしょう。開館時間は夕方17:30までなので注意です!
まとめ
金門島は日本の方にはまだまだ馴染みの少ない島かもしれません。ただ、台北では見かけることのない面白い食べ物も多いので新たな味覚発見の旅にはもってこいの島だと思います!次回は、〔金門島で食べて欲しいオススメ島グルメ②〕ということで今回紹介しきれなかったグルメを紹介します。

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